【いつかは出たい王滝-後編】ジープロードをひたすら走ろう
《バイク選択について》
バイクは間違いなく29インチのクロカン系フルサスが有利です。
フルサスの方がちょっとした下りでサドルに座って休めます。
ハードテールだと、ちょっとした下りでも腰を上げる必要があり、休める区間が極端に少なくなってしまいますので、リカバリーできません。
さらに、ホイール直径は大きい方が絶対有利です。
何せ失速しません。
以下、バイク選びを予算別にて>>
☆予算:40万円以上
フルサスを選んでください。
SPECIALIZEDだと、クロカン系フルサスのEPICまたはEPIC EVOですね。
2019 EPIC MEN COMP EVO 29 税別 370,000円
安全策としては上記リンク先のEPIC EVOの方を選んだ方が、乗車しながらサドルを下げられる「ドロッパーポスト」と、120mmトラベルのフロントサスペンションが、下りでライダーをサポートしてくれます。
下記の通り、2020年のEPIC MEN COMP EVO 29はほとんどパーツ仕様は一緒です。
価格は上記の通りで2020年モデルの方が安く設定されております。
カラーで選んでいただいても良いのでは?
ブルー系が好きなら2019モデルでどうぞ。
☆予算:20万円以下
この予算であれば、ハードテールでCHISELという超軽量アルミクロカンバイクがあります。
2019 CHISEL EXPERT 税別200,000円
フルサスではないので下りが疲れますが、20万までの予算だと実質ハードテール一択ではないでしょうか。
20万未満のフルサスは、正直とても重たいのと、大したリアサス及びパーツが付いていませんので、候補から除外してもらっても良いと思います。
このCHISELは何と言ってもフレームの作りが本気のアルミバイクです。
スペシャライズドの特許工法でもあるダル―ジオスマートウェルド(DSW)という溶接方法を取り入れて、高剛性で軽量化を実現しております。
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~スペシャライズドWEBページより~
従来の溶接方法は、チューブ同士をつなげることで接合部ができ、その接合具合によるパフォーマンスや安全性は、それを溶接する者の腕次第でした。しかし、D’Alusio(DSW)により、最も応力のかかる部位から接合部を遠ざけることに成功。その結果、剛性、振動吸収性、強度に優れた軽量なフレームが出来上がりました。
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DSWについて詳細>>
また、既に情報が出ている2020年モデルのCHISELシリーズでは、EXPERTグレードは無くなってしまったので、フロントフォークやコンポなど、パーツグレードがほぼ落ちています。
2019モデルのCHISELとフレームは全く同じですので、2019 CHISEL EXPERTが手に入る内は、予算の許す限り3万円ほど高い2019のEXPERTを選んだ方が得策ですね。
ちなみに当店にまだ2019 CHISEL EXPERT Mサイズが1台ご用意ございます!!
気になる重量は、
11.2kg(ペダルレス状態)
20万円のアルミで29インチのバイクではかなり軽いですよね。
実物は、細身でとてもキレイかっこいいですよ。
Mサイズはメーカー完売ですので、もしよかったら店頭まで見に来てください(^_-)-☆
☆予算:20万~30万円
この価格帯だと、ハードテイルかフルサスか悩みますね。
下りに自信が無かったり、身体の負担を少なくするためなら、フルサスを選んでください。
タイムがどうとかよりも、翌日の身体のダメージ(節々の痛み)が違います。
2020 STUMPJUMPER ST ST ALLOY 27.5 税別 220,000円
王滝では29インチの方が良いのですが、この価格帯での29のフルサスが無いので、、、、。
さらにSTUMPJUMPER STはトレイル系バイクですので、前後サス共に130mmトラベルもあり、十分身体の負担はカバーしてくれます。
さらに、2020年モデルから、お値段据え置きでドロッパーが付いてきます!
20万ちょっとのフルサスで、ドロッパー付きなんて、なんとも良心的(*^_^*)
しかし
私なら30万円までの予算であれば、CHISELをもう10万円かけてカスタマイズして、ハードテールで出ますね。
40万円~50万円の予算を超えて初めてフルサスを候補に入れます。
やはりリアサスとリアフレームのリンクの作りのおかげで、フルサスはハードテールよりもコストがどうしてもかかてしまいます。
さらに確実に同じ価格帯で比べれば、重い!
ハードテールで重量が軽いことによる登坂性能のアップと・・・
リアサス付きのバイクでの路面追従性の良さから来る登坂性能アップ・・・
「登坂」という要素だけで見てもどっちの方がメリットが出るのかはこの価格帯で入れ替わる瞬間が来るのかなと思います。
結局そこそこ軽くないとリアサスの登坂性能は生きてこないので、そこそこの予算が必要という考えですね。
リアサス付きでカーボンフレームくらいのグレードになれば、同じクロカン系ハードテールと比較しても、ほぼフルサスが勝ってくるはず。
しかし、王滝というフィールドを目をつむって、下りのみ楽しむゲレンデでのダウンヒルであれば、たとえ100万円のS-WORKS EPICよりも、私は20万円のSTUMPJUMPER STの方が楽しめます。(ブレーキは変えたいケド笑)
ま、そこは「使用用途に合わせたバイク選び」が重要というわけですね。
遊び方によって、車種の得意不得意があるのでおもしろいですよね。
王滝に焦点を絞るか否か・・・・
ぜひバイク選びに役立てていただければ幸いです。
王滝での対策やバイク選びについてさらに細かくは、みやざきフレンド店主まで直接お尋ねください!
ちなみに前編はこちらです>>
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