ROVALニューモデルRAPIDE&ALPINISTが入荷!
ついにROVAL(ロヴァール) のCLX系が待望のモデルチェンジ!
RAPIDE(ラピーデ) CLXと、ALPINIST(アルピニスト) CLXが発表されました。
そして当店にも入荷しました!
↑上はAlpinist CLX
分かりやすく書きますと・・・
CLX50 DISC(1415g)の後継→Rapide CLX(1400g)
CLX32 DISC(1350g)の後継→Alpinist CLX(1248g)
になります。
数値だけ見るとアルピニストの超軽量にしか目に入りませんが、ここは自転車メーカーにおいてエアロダイナミクスの頂点に君臨するメーカー「スペシャライズド」が手掛けるホイールですから、「重さ」ではないんですよ。
ただでさえDISC対応のホイールの中では、CLX系は他社と比べてもかなり軽かったので、軽量性においても他社を寄せ付けない軽さを持って生まれ変わったとも言えます。
価格については・・・・
CLX50 DISC:前後 税抜295,000円→Rapide CLX:前後 税抜290,000円
CLX32 DISC:前後 税抜275,000円→Alpinist CLX:前後 税抜290,000円
といったところ。
ROVALの良心的な価格設定も健在です!
【Rapide CLXについて】
リム設計は下記の通り。
・リムハイト:フロント51mm/リア60mm
・外幅:フロント35mm/リア30mm
・内幅21mm
・重量:1400g
さらに下の図を見てもとんでもなくエアロ効果を向上させたという事は間違いありません。
フロントリムのビードフック部分はナント!
中空です。
タイヤは26Cを使用した時にエアロが最高の性能を実現できるように設計しております。
フロントに関してはとにかく「横風の影響を受けないようにしている」という事です。
そして「前方からの来る風に対しての抜けの良さ」を重視しています。
リアに関しては、飛行機の翼の後端部に向けて整流効果を高めるように細長く(リムハイトを高く幅はフロントよりも狭く)して、空気の最後の流れをスムーズになるように設計されています。
体重が40~50kgといった軽量級のライダーさんにとっては、やはりディープリム構造から来る横風に煽られてふらつく影響は、CLX50といえど気になっていた部分でしょう。
ちなみに私は54kgですがCLX50を使用していて、よっぽど強風の時は別として気になったことはありません。
つまりCLX50も横風に対してしっかり考えられ作られていました。
そんなCLX50比較で25%向上なので、とにかくすごいとしか言いようがありません!!
なので、スペシャライズドさんとしては「オールラウンドホイール」という位置づけです。
☆ラピーデと他社との重量比較☆
【Alpinist CLXについて】
・リムハイト:33mm
・外幅26mm
・内幅21mm
・重量:1248g
ラピーデはとにかく超軽量ですが、ROVALは外幅&内幅を狭くして「リムとしての体積を減らして軽量化する」様なことはしません。
アルピニストは「エアロ性能を取り入れつつ、どこまで軽くできるか」なんですね。
実用的な高性能を備えていないと結局は速く走れません。
「速く走れて勝てる機材」
を、目指しているのです。
☆アルピニストと他社との重量比較はこちら☆
【ラピーデとアルピニストの共通情報として・・・】
デザインについては
それぞれホワイトのラベルのカラーと、ブラックのラベルのカラーが選んでいただけます。
しかし、今後ずっとこの2色展開を続けるのかどうか、あやしいと思っています笑
そうです!早いうちに欲しいカラーを買っておきましょう!!
また今回共通しているその他のスペックとしては、DTの新しいラチェットシステムEXPラチェットシステムを採用しています。
既にグラベルホイールとしてラインナップしているTERRA(テラ) CLX EVOにおいても採用されていましたが、今まで当店のブログでご紹介していた「ラチェット数のカスタマイズ」は現在のところEXP対応のもので、そのようなアップグレードキットはDTから出ておりませんので、デフォルトのままでご使用いただくことになります。
しかし、ラチェット数はCLX50、32のデフォルトの18ノッチではなく、「36ノッチ」が標準とされていますので実用上全く問題ないですね。
そしてひっそりとリムに貼られている
NOT TUBETESSの表記
今回グローバル共通認識でチューブレス非対応となります。
これにはカーボンチューブレスにおいて色々と難しい事情がある様です…よ。
とはいえ私は「ロード」においてはクリンチャーの方がいいと思っているタイプなので全く気になりません。
ラピッドエア―でさえ在庫で置いていません。
しかしチューブレスにしたいライダーさんからしたら残念なポイントでしょうか。
しかし、スペシャライズドさんの言い分として、
「現在の技術においてはロードのチューブレス対応リムを作ろうとするとクリンチャーリムよりも性能が低下してしまう」
という事が懸念事項であったとのことです。
ぜひ
他社のカーボンリムにおけるチューブレスレディ対応のホイールの「対応空気圧」
をチェックしてみて下さい。
今回のROVALのラピーデとアルピニストは「9bar対応」になります。
この空気圧を上げた際に、カーボン素材を使ったチューブレスレディ構造のリムは、「安全」を考慮すると、重量を増やすしかないのと、対応空気圧を下げざるを得ないと思われます。
よって、
「安全マージンを高く設計したカーボンチューブレスレディ対応リム&チューブレスタイヤ」
よりも
『チューブレス非対応カーボンリム&クリンチャータイヤ』
の組み合わせの方が性能を高められると判断し、今回はチューブレス非対応と割り切った設計となったそうです。
※海外での調査データではチューブレスを使用するライダーは全体の2-3%にすぎないとのことです(スペシャライズド調べ)
そして、リムブレーキ対応のラインナップはありません。
ROVALとしては、FUSEE SLX 24のみリムブレーキ対応のホイールがあるということですね。
リムブレーキユーザーの方はSLX24をどうぞ!!
ちなみにご存じでない方も多いのですが、
ROVALのホイールは今現在スペシャライズドのフレームと同様に
「生涯保証」が付帯します。
性能だけでなく保証面でも他社よりも安心してご使用いただけますので、ぜひTREK、GIANT、CANNONDALEに乗っているライダーさんも、このROVALのホイールを選択してみてはいかがでしょうか。
絶大なエアロ効果を感じてみてください!
私も使用したら再度使用感をレビューしたいと思います。
ぜひご検討くださいませ!
その他メモ・・・・
ハブベアリング:今までのCLX系のセラミックスピードではなくDT製のスチールベアリングを使用し、その方が耐久性が高い
使用可能タイヤ幅:24-47C
エアロの最適なタイヤ幅:26C
体重制限:109kg
注意:上記の情報は、スペシャライズドさんの情報を元に記載しておりますが、もしかしたら今後仕様変更されることも考えられますし、今現在の暫定情報としてお受け取り下さい。
重量についても個体差ありますので、実測値は若干のばらつきはあります。
情報更新が入り次第、適宜編集させていただきます
↓下の写真のホイールはアルピニストです
お問い合わせ先
「みやざきフレンド」
電話:042-306-9973
住所:1830045 東京都 府中市美好町2-1-9ジュネス1F
営業時間:12時〜20時
定休日:毎週水曜日
臨時休業:お客様とのレース帯同、イベント参加の際にはお休みになります
その場合はHP、SNSでご案内いたします
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