【想像を超える快適さ】POWER MIRRORサドル使ってみました
次世代の製造方法によって作られたサドル、
S-WORKS POWER MIRRORサドルのご紹介です。
↓10月22日現在当店にも入荷しております
私の使った感想は先に述べておくと、
『最高に快適なサドル』
という事。
その通称『MIRROR(ミラー)サドル』について掘り下げて行きます。
『MIRRORサドル』は、次世代の製造方法によって製造されております。
メーカーサイトより引用>>>
フォームの代わりに液体ポリマーを3Dプリンターで加工し、14000本の線と7799個の点をつないだMirror テクノロジーはフォームでは不可能だった密度の変更を際限なく行えます。
つまり、クッション部分は今までのように型を製造してからフォーム材を成型する必要が無く、様々なカタチや固さ(密度)にして如何様にも作る事が可能です。
それまで一つのサドルを作るには、型を起こしてからでないと製造できませんでした。
しかし、この3Dプリンターによる製造方法であれば、より迅速に新しいカタチを作りトライアンドエラーを繰り返せます。
よって、スピーディな開発が実現出来るでしょう。
そしてゆくゆくは…
人それぞれのお尻の型を取るようなツールや設備を整えられれば、お尻(坐骨のカタチ)などの立体データを製造工場へ送り、その人専用オーダーサドルまでも作れるような未来にも!!
期待出来ます!(今のところそんな予定はありません笑)
【フォーム材の密度の違いに意味がある】
この3Dプリンターでの製造方法でないと出来ない事の大きなメリットは、
『場所によって密度を自由に変えられる』という事であります。
坐骨のあたる部分は若干柔らかく、さらにその他の部分は固く、サドルノーズ部分はもっと柔らかくしたり出来ます。
もちろん多くの血管や神経、尿道に当たる部分は1番柔らかくなっており、向こう側が見えるくらい目が粗く出来ています。
さらに密度の粗く柔らかい層と、密度が高く硬いフォーム材の層を重ね合わせて形成してしまうことも可能です。
それは、
前半は柔らかくフワッとした座り心地を与え、路面から大きな衝撃が入力されれば、後半のプログレッシブなフォーム材でしっかり衝撃吸収を行えます。
まるで性能の良いサスペンションの様ですね。
【ミラーサドル以外の柔らかいサドルのデメリット】
普通のサドルでは、触って柔らかいフォーム材はオススメできません。
それは、体重がかかるとフォーム材が潰れ切ってしまい、結局路面からの振動や衝撃を吸収出来ない状態で乗り続ける事になるからです。
でも、ミラーサドルの場合はそれが全く無いのです。
先に述べたように、フォーム材が柔らかくとも、その先にしっかりコシのあるフォーム材があるのです。
だから、一件触って柔らかくとも、「柔らかいサドルのデメリット」がありません。
【製法だけがイイわけではない】
他社のサドルで同じ製法で作られている某サドルメーカーもありますが、正直作り込みにとても差があると思います。
スペシャライズドは、体に触れるパーツやウェアは、15年以上も前から人間工学に基づいた製品づくり(開発)を続けています。
サドルの圧力マッピングをしながら、『どこに圧力が集中しているのか』も常に観察しながら製品開発しております。
さらに、男性サイクリストにおける前立腺がんの発症リスクを抑えるためにも真剣にサドル開発に取り組んでおり、男性の生殖器に血液供給量を測る装置をつけながら自転車に乗らせるテストも繰り返しています。
もちろん女性用の「ミミック」もその女性特有な身体の特徴をしっかり反映させた結果であります。
それらにより、最適な『カタチ』を作り上げております。
値段が高くともぜひ、ぜひスペシャライズドのサドルをお試し頂きたいですね。
S-WORKS POWER MIRROR
税別45,000円
商品は品薄状態ですので、お早めにどうぞ!
そして、スペシャライズドのシートポストのヤグラだと、下記のカーボンレール用小物が必要ですが、なんと今現在メーカー欠品中です。
なので、当店でミラーサドルをお買い上げ頂く方には先着2名様に限り、カーボンレール用ヤグラ小物を税別1,000円でお譲りします。
メーカーからアフターパーツとして購入すると4千円くらいするキット購入となります。
ぜひ当店で!購入してくださいネ!
お問い合わせ先
「みやざきフレンド」
電話:042-306-9973
住所:1830045 東京都 府中市美好町2-1-9ジュネス1F
営業時間:12時〜20時
定休日:毎週水曜日
臨時休業:お客様とのレース帯同、イベント参加の際にはお休みになります
その場合はHP、SNSでご案内いたします
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