【2023王滝】SDA王滝参加してきました/MTB100km/5時間41分/エイジ1位

今年も王滝に参加してきました!
当店のお客様も総勢10名参加されまして、健闘されました!!
それぞれ目標を達成された方や、完走できなかった方も含めて、今回の経験から課題を見つけてまた新たな一歩が踏み出せるはずです!
ひとまずはお疲れ様でした♪

【各リザルト】
・Sさん 初参加でなんと7時間前半でゴール!おめでとうございます!
・Oさん 8時間半でゴール!トラブルはなかったそうで!しかしフィジカル的にはもっと上を目指せます!オフロード耐性を付けて次は7時間台いっちゃいましょう!
・Hさん 8時間後半でゴール!昨年42km完走されて、100kmも無事に走り切りました!少し転倒したそうですが、大事に至らず良かったです!
・Aさん 9時間半でゴール!第3チェックでギリギリ通過してなんとか完走されました!今年はGWにふじてんでアバラをポッキリ骨折から、なんとか王滝までに間に合いましたね!
・O江さん ギリギリDNF!(TT)来年こそはいけます!完走目指して頑張りましょう!
・Nさん DNF!(TT)今年から始めたMTB!オフロード耐性をつければ体力的には完走行けるはずです!来年リベンジしましょう!
・Kさん DNF!(TT)今回の経験を活かして、来年は何が必要なのかを考えていきましょう!
・Mさん 42kmを4時間後半で完走!初王滝完走おめでとうございます!ダウンヒル耐性はあるMさんなので、体力的なトレーニングがしっかり出来れば100kmもイケるでしょうね!
・Tさん DNS??
・O野さん グラベル100kmで6時間半で完走!初王滝でグラベルクラスでのエントリー!しかも6時間半とは流石です。しかし中盤で痛恨のパンク!それまでは私店主も登りで何度も抜かれました!(こちらはMTBなので『下りで抜き返す』を繰り返す)
パンクが無ければもしかしたら5時間台で6位入賞出来たかもしれませんね!

*私店主 5時間41分で完走(エイジ1位表彰頂きました!)

【練習と怪我】
今年は7月の全日本選手権EDRが終わってから、ロードでのフィジカルトレーニングに集中しました。
昨年は1ヶ月前から乗り込み始めたのに比べ、今年は2か月前から乗り込みましたので、フィジカルは昨年よりは少し向上したかと思います。
しかし、3週間前に疲労からの?ギックリ腰!とほぼ同時期に、右足の親指を骨折しました!笑笑
親指は日常生活における怪我で、娘に重たい水筒を足に落とされて当たり所が悪くヒビが入りました笑

幸いギプスをするほどではなかったため、ビンディングシューズは履けました。

ギックリ腰は年に一度は拗らせるのですが、痛みを堪えてロードライドは継続して10日ほどで回復。
しかし骨折の方は当然くっつくのに1ヶ月はかかるので、オフロードの練習はほぼゼロで王滝を走ることになってしまいました。

昨年は大会前に副鼻腔炎の手術もあって、なかなか体調万全で臨めませんね汗


【バイク】
昨年は前後100mmトラベルのブレイン付きEPICを使用しましたが、今年はカラーリングが気に入った新型EPIC WORLD CUPを手配しました。
しかしバイクの納期が遅れて王滝2週間前に国内到着。
もちろん足の骨折中でオフロードに乗れないのもあり、組み立ては直前になってしまい、昨年同様に大会5日前にバイク完成です笑
一般的には直前に機材をアレコレするのは色んな意味で本当に良くないので、これはとてもダメな例ですので真似しないで下さい!!

パーツはほぼ乗せ替えで、ドロッパーとブレーキは新設しました。
あまり軽いパーツは付けてませんので、S-WORKSとはいえペダル付きで11kgくらいでした。
タイヤは昨年同様にMAXXISのIKON(タンサイド)です。
今回王滝に参加されたお客様はほぼ全員このタイヤを使ってもらいましたが、パンクはゼロでした!
通常のアイコンよりもこのタンサイドはケーシングが頑丈です。カタログスペックでも重めのコチラのタイヤですが、実測値はもう少し重めです。
しかしこのくらいが王滝にはちょうど良いんです!!
私はダウンヒルはかなり飛ばしたいので、このくらい頑丈なタイヤがよいです。
コレでパンクすれば諦めつくでしょう!

【事前走行】
今回足の痛みもあって王滝前にオフロード走行はほぼ出来ませんでしたが、王滝装備で本番用のMTBでオンロード走行を100kmほどしておきました。
王滝特有な装備やセッティングは、本番前に一度は使ってみて慣れておかないとですね。
キャメルバッグもこの極小サイズは王滝でしか使いませんので笑

舗装路走行とはいえ、たまに縁石や河川敷のじゃり道程度は走ってみて、サスペンションの動きをチェックしてました。

【王滝には向かないWORLD CUP?】
EPICワールドカップはクロスカントリーレース用(主にショートトラック有利なバイク)なので、基本的に王滝には向かないと言うことは分かってはいたものの、やはり無理がありそうな感じでした。
現在においては王滝にはEPIC EVOかEPICを勧めますね。
セッティングはフルガルプ(1番動くセッティング)をベースに乗っていましたが、元々75mmというショートトラベルという事もあって、美味しく動く範囲は極小です。
王滝やエンデュランス系の競技の場合、このワールドカップのサスペンションのメリットとなる瞬間はほとんど無いはず。
登りで疲れてくると岩を越える際に抜重するほどの体力もありませんので、登りでもサスペンションがたくさん仕事をしてくれた方が楽なんですよね。
とりあえずプラス方向にもマイナス方向にもしっかりと動いてくれるようにサグを多めにセッティングしました。
フルガルプのサグ推奨値は4〜5mmですが、まず7mmで乗ってみたもののかなりボトムアウト感が強い!
後半の踏ん張りも皆無。
リアホップをして少し強めに着地させるとすぐにボトムアウト。
流石にすぐに壊してしまうと思い、サグは6mmへ。
しかしまだコシも無くダメですね。
(そもそも推奨値で使って無いのが原因ですが)
推奨値の5でも正直ダメで、4にしてようやく後半の動き具合は許せる範囲に。
しかし、もちろんこのサグ量だとシッティング中の路面追従が乏しい。前半の動きが硬すぎる印象です。(もちろんコンプはフルオープン)
抜重出来ないほど疲れてきたら失速感が激しい事でしょう。
という事で、ボトムレストークンの追加です。
1個入れて、4〜6mmまでのサグ値をそれぞれ試してみて、悩んだ末に結局トークンは2個で落ち着きました。
サグ値は6mmに設定しました。
ドロップオフやジャンプはもちろんありませんので、サグが多めでも問題は無いかと思いますが、後半の踏ん張りを高めるためのトークン追加ですね。
ちなみに私のようにダウンヒルを飛ばすわけでなければ、トークンは1個だったり、入れないという判断でもいいかもしれません。
遠征前日の夜にじゃり道程度ですが走行感をチェック。
段差越えも何度かしてみて最終チェックオッケーです。

これでコテコテのクロカンレースバイクのEPIC WORLD CUPを最大限王滝向けのセッティングに近づけたことでしょう(?)

本当はもっといろんなセッティングを試したかったですけどね笑

今年も車中泊です。
近所の民宿を除いて大きな宿泊施設は伊那まで行かないとありませんのと、以前のブログでもご案内したように『場所取りのための場所取り』がかなり朝早いため、車中泊の方が都合が良いです。
滅多に車中泊しませんが、商用バンに乗る私はこんな時には楽ちんです!
今年は3時過ぎに起床。
トイレに行こうとした時には既に場所どりのための場所取りが始まっていました!
早かったですね笑
私も慌ててトイレを済ませて3時半にはバイクを最前列に置いてきました。
ちなちにタイム計測はチップで行いますので、前でスタートしても後方でスタートしてもタイムには変わりありません。
『完走ギリギリ』のライダーさんはなるべく前でスタートした方が時間を最大限使えます。
足切りタイムに対して一分でも稼ぐためにはなるべく前方でスタートする方が有利ですよ。

参加者1200名程という事でスタート時間の直前のトイレは大混雑!
スタート1時間前には並んでおきましょう。
30分前に並び始めると、スタートに間に合いません笑
もちろんチップ計測なので、完走が余裕なライダーさんはスタート時間過ぎてからトイレに行ってもいいんですよ?笑
スタート地点でGARMINの電源を入れたら気温は18度と表示。
昨年は20度だったと思いますので少し肌寒いものの、走り始めたらちょうどいい気温でした。
全体通して走りやすいコンディションでしたね。
今年は例年の秋のコースよりもやや長めのコースでしたが、登り区間で舗装路が多かったですね。
ダウンヒルはいつも通りガレガレで楽しかったです!
登りが登れない私は、『登りダラダラ&下り全開走法』で1人ENS状態・・・
リエゾン長すぎ!
正直1発目のダウンヒルはバイクに慣れておらずワチャワチャしてましたが、足の骨折の影響は無かったので、その後はバイクにも慣れてきてダウンヒルは結構楽しめました!
ゴールした時にはもうヘロヘロで、しばらく座って放心状態でした。
パンクなどのトラブルは無く、補給はジェルも水もピッタリ消費して、走行中はおよそ1200Kcal摂取&ドリンク2Lを飲み切りました。

しかし、ゴール後に食べようと思っていたスポーツようかん2本は、なんとダウンヒル中に落としてしまったらしく、、、
友人のサイクルショップピーナッツの店主いけちゃんから補給食を恵んで頂きました笑

いけちゃんありがとう!

いけちゃんはグラベル100kmで9位と大健闘!
私とは登り抜かれて下りで抜き返すを繰り返してました。
ラスト10kmでのパンクが無かったら6位以内に入ってたと思われ、悔しい結果でした!
今年は速いライダーさんのメンツも薄かったのか?
私は100km総合10位でエイジ1位で表彰されました!
昔20代のエイジで3位になった事もありますが、次は総合で絡みたいですねー♪

【洗車】
店に戻ってからバイクの洗車をしました。

王滝は準備も大忙しですが、後片付けも忙しいです!
今年の100kmと120kmのコースは湖沿いの区間で水溜まりが酷く、かなり泥を浴びましたからね。
フロントフォークには簡易マッドガードを付けておいたので、そこまで顔にはかかりませんでしたが、とにかくバイクとウェアは泥だらけ。
ちなみにフロントタイヤはかなりヤバい引っ掻きキズが付いていました。
ケーシングまで切れてますので、あと少しでパンクしていたでしょう。
MAXXISに救われました!!
帰りの渋滞も酷かったですねー汗
身体の疲れから睡魔も怖かったので、諏訪湖サービスエリアで仮眠して深夜に渋滞無しで帰りました。
大会に参加された皆様、大変お疲れ様でした。
そして大会関係者の皆様と地元の皆様も、今年も大会を開催して下さいましてありがとうございました。
また来年もチャレンジしたいと思います。
また頑張りましょう!




2022年王滝のレポートはコチラ>>


みやざきフレンド/東京都府中市の自転車屋/ロードバイク&マウンテンバイクショップ

東京都府中市の自転車屋/スペシャライズドのロードバイク&マウンテンバイクを取扱うスポーツバイク専門販売店です。 皆さんバイクを所有しているだけで満足していませんか? みやざきフレンドではお客様と一緒にライドを通じて、遊び方のご提案をしています。 新車販売だけでなくメカニックサービスやライディングフォームの改善指導、講習会もおこなっています。 ぜひ一緒に楽しみましょう。