ツールドおきなわ2025/市民200/63位でやっと完走
2025年ツール・ド・おきなわ 市民200kmに参加しました。
結果は63位、今回も完走するだけの結果に終わりました笑
写真 : ©allsports.jp
メイン集団から千切れてしまったのは、2回目の普久川ダムの登りの中腹付近。
1回目はしっかりメインで上がれたので、前大会よりはマシな結果です。(前回83位)
しかし、結局完走がせいいっぱいというところで、練習量的には当然の結果。
メインから切れてからは5~7人くらいの千切れパックで走行していましたが、ラスト1時間はなかなか先頭を長く引くこともできず他の選手に甘えさせていただく場面もあり、申し訳ない限りでした。
勝負どころまで残るためには、もっともっと練習しないといけませんねー!汗
十代だった2006年大会では9位に食い込みましたが、その時の大会直近3か月の練習量だけで比較しても今回の練習量はおよそ6~7割程度。
歳はとりましたが、どのくらいの練習を積めばどんな結果になるかはイメージが付きますので、今回については2023年よりは練習を増やした分だけ、その分は進歩したということですね。
なお、今回みやざきフレンド勢として、一緒にエントリーしてくれたM氏は大健闘で18位という素晴らしい結果を残してくれました!
本人満足しているわけではないでしょうけど、すごい結果ですのでとりあえずおめでとうございます!!
来年はもっと彼とも一緒に走れるように練習を積んでアシストできるくらいにはなりたいですね!
ただ完走しただけなので、レポートを書くまでもありませんが、
今回の良かった点をあげておきます!
補給のバランスも良く脚を攣らなかった>>
私はどうも燃費が悪いのと、脚を攣りやすい体質です。
持って行った補給食は1500kcal分で、内1300kcalを摂取。
十分足りる量でしたので、ハンガーノックになることもありませんでした。
さらに、今大会は沖縄らしい気候となり、最高気温は30度。
深夜に少し雨が降っていたようで、朝のスタートの時点では路面はウェットでしたが、しっかり晴れました。
中盤以降は気温が高く、かなり暑かったです。
脚を攣って動けなくなってしまうような選手も見かけましたが、補給地点では水とスポーツドリンクの両方を受け取り、水をしっかり身体へかけて走りました。
それにより暑すぎることなく走ることが出来ましたので、脚を攣ることはなくパフォーマンスを絞り出すことが出来ました。
また、朝ごはんの際に脚攣り対策にメイタンの2RUNを一粒摂取し、走行中にマグネシウム入りジェルも適宜摂っていましたので、サプリ面でもバランスが良かったでしょうね。
落車回避>>
落車だけは避けたいわけですが、どうしてもどこかしらかで落車は発生します。
今回は目の前で二回落車が起き、私も巻き込まれそうになりましたが、ギリギリ回避できました。
1回目は、20~30km地点くらい?で自分の右前くらいで選手と自転車が山のように積み重なるほどの集団落車が発生。
私は集団の一番左側を走行していたのですが、余波がこちらまで来て私の前走者も詰まってしまい、フルブレーキ。
右側からも私に迫ってくるライダーもいたので、押し出されそうになった瞬間に、左側の歩道の縁石をジャンプしてうまく回避できました。
2回目は、メイン集団から切れた後、150km地点くらいで7人くらいのパックで走っている際に、先頭を走っている選手が路上の障害物?によって落車。
私はその時三番手でしたが、二番手の選手も転んでしまい、危うくそのお二人を轢いてしまいそうになりましたが、間一髪で避けることが出来て落車せずに済みました。
2023年の時はそもそも雨でとても滑るコンディションで、皆さん安全マージンを多くとっていたせいかあまり大きな落車は見かけませんでしたが、今回はかなり大きな落車を目の前で見てしまい、ヒヤヒヤしました・・・。
2026年に向けて、
またツールドおきなわにはエントリーできればしようと考えております。
基本的に今はレース志向なスタイルで自転車に乗っているわけではないのですが、一年に一度の大舞台として、今の自分が出来る限りのことをしていこうと思います!
~使用機材の紹介~
・バイク:S-WORKS TARMAC SL8
・ホイール:ALPINIST CLX
・コンポ:デュラエース
・タイヤ:コンチネンタル GP5000クリンチャー
重量:実測6.8㎏沖縄市民200kmのホイールセレクトについて>>
登り区間で切れてしまうのは予測していたので、登りの楽なホイールセレクトです。
あえて初代のALPINISTを選択しておりますのは、クリンチャー使用の場合は初代の方がリム重量が圧倒的に軽く、さらにエアロ性能が高いからです。
新型のCLXⅢについては全体重量が軽くなりすぎてしまいます。
この初代ALPINISTを付けているこの状態でも、レース規定にのっとった6.8㎏に合わせるために、他のパーツを重いパーツに変更して重量調整しております。
最新のフレーム+デュラエース+軽量ホイールとの組み合わせで組み立てると、だいたい規定違反になってしまいがちですからね。
もちろん市民クラスなんて重量チェックなんてないですし、規定違反の状態で走っている選手もたくさん見かけます。笑
しかし自転車屋の立場で規定違反を犯すのは抵抗がありますので、規定を遵守させていただきました!
※富士ヒルの時は6.3㎏まで軽くして走っていました笑
選手やバイクによって判断は変わる>>
もう少し登りが調子よく走れれば、RAPIDE CLXⅢという選択もアリなんですが、まずは登りで遅れない自信をつけないとですね・・・。
ロードレースは集団から千切れたら試合終了ですから笑
起伏の多いコースでは、メイン集団で最後まで走れるようになってから、エアロのことを考えるべきです。
もし登りが余裕で走れて、平地区間が苦手な選手はディープリムモデルを積極的に使うといいと思います。
「完走」だけを目標とする選手についてもディープリムですね。
1発目の普久川で切れるならば、単独や先頭で走る時間が多いですから、トータルでタイム短縮できるエアロを優先した方がよいでしょう。
私も2023年はAETHOSに乗っていたこともあり、その時はRAPIDEを使っています。
その時は完走目的だったというだけでなく、バイクがAETHOSで「非エアロ」ですので、高速走行時には脚を削られますので、ハンドルもホイールもエアロ性能の高いものを選んで組みました。
つまりAETHOSで不足している性能を、ハンドルとホイール側でカバーしていました。
集団走行が苦手な選手も集団内であっても結構ペダルを漕いでしまうので、ディープリムですね。
実際のところ、沖縄では基本的にディープリムを使っている選手が大多数ではありますが、
バイクのポテンシャルとご自身の脚質やスタイルに合わせた判断をされてみてくださいね。
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