スペシャライズドデイ2025/MTB3時間ソロ優勝してきました
SPECIALIZED DAY 2025の、MTB3時間耐久レースに参加してきました。
当店のお客様からは4名エントリー+私で参加。
(当日お一人病欠で残念!また来年行きましょう!)
昨年は直前の白馬岩岳で鎖骨骨折をして参加できませんでしたが、
今年は走ることが出来ました。笑
写真提供:スペシャライズド・ジャパン
カメラマン:@jingypsy
親子で完走!!
親子ペアで3時間耐久を走られたO様は、3時間完走!!
息子さんもフラットペダルで走られていましたので、激斜面区間はしんどかったと思いますが、長い時間の耐久レースでは最後まで走る続けられたことも大きな成果です。
お疲れ様でした!
E-BIKE部門5位!!
また、E-BIKE部門で参加されたS様はなんと5位でゴール!
バイクはLEVO SLで、ずっとアシストレベルは「ターボモード(強モード)」で走られていたそうですが、レンジエクステンダーを付けていたことで、ゴール後も30%の電池残量を残していたとのことでした。
LEVO SLの省エネ力を垣間見れましたね。
ちなみにE-BIKEと言えど、3時間も走る続けるにはなかなか足を使います。
さらに、同じ部門内では体力差は出ずらいわけですので、アシストを求められない区間での、細かいテクニックの差の積み重ねが順位に表れているでしょう。
そんななかで5位ゴールは素晴らしいですね!
お疲れ様でした!
わたくし、MTB3時間耐久ソロ優勝しました
今回は2週間前のツール・ド・おきなわの貯金が残っており、思いのほか調子よく走れました!!
メンツ的には、今年の王滝100kmで5位という好成績だった川本選手がエントリーしていたので、(ちなみに今年の王滝総合19位だった自分は程遠いリザルトでしたが)表彰争いは川本選手との闘いになると読んでいましたが、結果をみても読みは正解でした。
ソロのレース展開
スタートは最前列から。
ローリングスタート終えて、一気にペースアップを図る選手がチラホラ発生。
オフロードでの3時間はそこそこ長丁場なので、なるべく瞬間的な高強度にはならないように常に加減して走ります。
上位ゴールを目標にしていたので、なるべく一番手の人が見える範囲に自身の位置を留めつつ、ペースを作って走ります。
チームエントリーのライダーとも混走なので、正直誰がソロなのか判別が難しかったのですが、見ていて明らかに3時間保たないであろうペースでかち上げていく選手はスルーしました。
はじめの1時間は、おそらく私はソロ2番手におり、1番手の方から離れ過ぎないようにペースコントロール。
しかしその時点で川本選手は私よりも後方のパックにおられ、毎周回同じ場所で後方確認をするようにして、川本さんとの差を確認。
後半に上げてくるかもしれないという恐怖にかられながら、1番手の方との差も確認しつつペースを作る。
少し追いついたり、離れたりを繰り返す。
ところが1時間過ぎた頃から1番手の方は一気にペースダウン。
何かしらトラブルが起きたのか、その後全く見なくなってしまいました。
その頃には後方の川本選手も見えなく。。。。
それ以降は、おそらく単独トップに立ち、ペースが落ち過ぎないように守りの走りを続けます。
2時間が過ぎてからは、コブがあるパンプ区間(下の写真の区間です)で脚が攣りそうな瞬間もあったため、脚を攣らないように少しペースを抑える周回も作りつつ、後方もたまに確認。
2時間半過ぎてから、ソロ部門のライダーであろう2名のライダーが急に自分よりも速いペースで追いついてきて焦りながらも頑張って着いていくことに。
正直誰がトップで誰が2番手なのか全くわからず、後半にかけてスパートしてきたソロ選手かと思い、1位争いだ!という認識で対応することに。(実際は違った)
脚が攣りそうだったため、ラスト3周回までは着いていくのも辛かったものの、なんとかお二人の後方で耐えました。
追いついてきたときのペースはすぐに落ち着き、ラスト2周回入ってからは私も出し惜しみせずにチカラを絞り出して、その2名を10秒ほど引き離す。
この時、今大会においての最大心拍に達していました。
ファイナルラップではややオールアウト気味で走り続け、何とか追いつかれることなくゴール。
アナウンスで「ソロ1位の~!」と言われ、勝利を認識しました。
今年4月のENS富士見高原大会以来の優勝!
メンツは薄かったものの、やっぱり優勝ってのは嬉しいもんです♪
トラブルも無くて良かった。。。。
3時間走られた皆様、お疲れ様でした。
リザルトを見ると、後半に後方から追いついてきたお二方はどうやら2位集団でないことを知り、やはり川本選手が私の後ろで淡々と走られていたと知りました。
状況がなかなか理解できず、できればホームで上位の状況をアナウンスしてくれていると助かるのですが笑(一生懸命走っていてほぼ聞こえなかった)
工夫した走り方
「急斜面セクション」は、多くのライダーが下から勢いをつけて上までたどり着くような登り方をしていたのですが、私は下から勢いをつけることを全くしませんでした。
急激な負荷が脚にかからないように、登り始めたらすぐにギアを軽くしてクルクルとペダルを回しながら登るような処理をしました。
助走で勢いをつけないとなると、登りきる手前で失速して坂の後半をペダリングで登る必要が出てきますが、斜面に入る前の助走加速での「強い漕ぎ」を考えると、その登り方が一番「省エネ」になると判断しました。
もちろん「速い走り方」ではなく、かなり遅い登り方ですので、勝負がかかった時やラップタイムを短縮していく時にはこの登り方はNGとなります。
上の写真で見ても、自分よりもやや後方にいる選手に登り切ってから追いつかれています。
あとは、
・深い砂利に入らないように、なるべく加速が楽な固く締まった路面を選んで走る
・アスファルトのちょっとした登り区間に関しては、積極的にチカラを抜いたダンシングで休息区間にする
・ホームは向かい風だったのでなるべく前傾をとって後ろに着けるライダーがいれば積極的に着く
・くだりでプッシュ加速できるところはしっかりプッシュ
・心拍が自身の上限に達さないようマネージメント
・なるべくブレーキをしないで済むように走る!笑
といったところでしょうか。
~使用機材~
バイク:S-WORKS EPIC WC
(フロントサスのブレインは2クリック/リアはフルガルプセッティング)
ホイール:CONTROL SL
ブレーキ:MAGURA MT8
タイヤ:S-WORKS RENEGADE 29×2.35
(エア圧:18.5psi/1.27bar)
パンクリスクの少ないコースと読んでシーラントはやや少なめにしました。
沖縄が終わってから仕事があまりにも忙しく、セッティングを吟味する時間が無かったため、基本的にポジションは王滝のままで、タイヤは軽いレネゲードをセレクト。
つまり純粋なXCバイクよりもハンドルポジションは「高く、近い」状態です。
ハンドルはもう少し低い方が登坂区間でペダルを踏み込みやすくなるのですが、3時間という長丁場だったので、楽なハンドルポジションでも弊害は少なかったかもしれませんね。
そして今回のコースではEPIC WCの相性がとても良かったです。
もはやスペシャライズドでも「古き良きモノ」になりつつあるブレインダンパー機構は、とてもアドバンテージになりました。
~補給~
試走を終えて、スタート30分前にアミノサウルスエリート1本(150kcal)摂取。
携帯した補給は1000kcal分をジェルで携帯し、900kcal分摂取。
カフェイン入りは後半1時間以降に摂取。
(チャレンジャー7本+KODAジェル2本+GUエナジー1本)
※写真ではKODAジェルは撮り逃しました
ドリンクは550mlボトル1本携帯し、およそ450ml摂取。
750mlボトルとどうしようか悩みつつも、じっとしていると寒いくらいの気温13~14度でしたので、550mlで十分と判断しました。
結果として、補給量はバッチリ読み通りでした。
スペシャライズドデイは楽しいお祭り!
ロード、グラベル、MTB、キッズ達も楽しめる!
フード系のケータリングも充実!
注目のあの最新バイクの試乗も!
REDBULLライダーのバイクショーも!
などなど、楽しいイベント目白押しで、レースにエントリーしていない来場者も多く見かけました。
2024年の初開催から、今年2025年大会ではエントリーされたライダーもほぼ倍になったとのことで、イベントとしても大成功を収めたと言ってもよいでしょう。
2026年の開催も期待して待っていましょうね!
イベントに参加された皆様と、運営の皆様、ありがとうございました。
0コメント