富士ヒルクライムに参加された皆様!お疲れ様でした!
今年のタイムはいかがだったでしょうか?
富士ヒルは時期も時期ですので、例年雨が降る中走る事が多いと思います。
私も去年、雨の中走っていました。
今年は安全のために出走しない事を判断された方も多いのではないでしょうか?
安全のために、1番の判断が「走らない」という選択です。
しかし、私はかつて年間で20レースくらい?大会に出ていた若い頃は、もちろん雨も雷雨も雪が降る状況もあったわけで、大会そのものが中止になる以外は全て出走してきました。
寒さで低体温症になったり、しもやけになったりしました・・。🥶
(不思議と落車はドライの条件でしか起きていません)
寒さにはとても弱い自分なので、今では特に気温が低い状況では、念入りに準備をしています。
しかし、どんな状況であれ「走る」為の代償は大きく、常に「リスク」が伴います。
あえて危ない事や、落車のリスクが高い状況で、進んで乗る必要もあるのか?
という考えも。。。
これは、個人の考え方次第かなと思いますので、以下は私の考え方です。
そもそもサイクルスポーツそのものがアクティブで、キケンなスポーツ(その上で楽しい)と考えています。
楽しむ為には代償もあると。。。
今年の富士ヒルにおいても、出走されない方もいる中、大半の方が雨の中出走されていると思います。
しかし、雨というキケンな状況の中走る為には、いかに準備をして「安全&安心」出来る状況を作れるかが必須条件かと思います。
私はその対策やノウハウは、先輩選手や自転車仲間から学んだ事も多くあり、かつてのレース経験での「失敗や経験」からも多く学んで行きました。
そのノウハウが分からなかったり、準備するためのアイテムがなければ、「走らない」という究極の安全対策を行うのが賢明かもしれませんね。
むしろ大人として一番賢く勇気のある判断かもしれませんね。
とはいえ気持ちとしては、だれしも「走りたい想い」が強いと思いますので、
もしその時に「自分は走るんだ!」と決断するときのために、多くの方に少しでも安全に走ってもらうため、下記の私なりの対策をご紹介します。
ヒルクライムレースで雨だったら…
濡れた身体を拭くタオルと、ウィンドブレーカーやレインジャケットに加えて真冬の装備、替えのアンダーシャツ、体温を維持するためにエネルギーを補給する為の補給食、小銭など、必ず荷物を山頂まで運んでくれるトラックに積んで下さい。
(自分で持って登るよりも、トラックに積んだ方が身軽で走れます←当然)
ヒルクライムでなくとも、その他のレースでも当然必要な「用意」ですね。
まぁ、大抵の方は用意していると思うのですが、やっぱりまだまだ雨装備など用意していない人も見かけますよね。
ちなみに私の去年の行動はというと…
タイムがどうとかそんなに気にしていなくて、走り切ることしか考えていませんでしたので…
トラックには何も積んでいません!笑
(かつて主催者側の不手際で「トラックが4時間待っても来なくて、山頂で寒い中待たされた」という恐ろしい話も聞いていたので)
私が、タイムを狙うほどストイックな練習をしていれば、少しでも身軽な状態で登りたいので、そのときにはトラックを利用したと思いますが…。
そんなわけで、ウィンドブレーカーと補給食、パンク修理キットをポケットに入れて登っていました。
身体には冬用のマッサージオイル(スポーツバルムのレッド1番)を塗り込んで出走。
オイルが身体を保護してくれているので、脚や腕は雨水に濡れる事も無い状態です。
これがとても効果が大きいです!
マッサージオイルは一部のストイックなレーサーな方しか使っていないと思います。
もし当日用意が無ければ、薬局で売っているベビーオイルでも良いので塗った方がいいですね。
しかし冬用のマッサージオイルには、身体を温めてくれる効果もありますので、専用品が一番です。
そして、山頂に着いた私はスマホで写真を何枚か撮って
「すぐに下山」
これも、非常に大切。
登り終えたら山頂でグダグダして登り終える仲間たちと感動を分かち合う!!
・・・・という気持ちも大いにあるのですが、山頂はとても寒いので、止まる時間は出来るだけ短くしましょう。
なので、登り終えたら…
息を整えてトラックに積んだ自分の荷物を見つけて、下山準備をすぐに行いましょう。
補給を摂って、塗れたジャージを着替えて、疲労でいっぱいの筋肉も落ち着かせつつ、下山開始場所にすぐに足を運びましょう。
女性ライダーは着替えの場所の確保も大変ですよね。
しかしめんどくさくなってしまうと、「このままでいいや」となってしまうので、すぐに更衣室確保に動きましょう。
時間との勝負です。
というのも、大きなヒルクライムレースでは、参加者も多い為下山も渋滞します。
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