チューブレスレディタイヤの運用について
すなわち
「シーラント使用によるチューブレス化」は、ロードやマウンバイク、シクロクロスなど、様々なジャンルで行われています。
タイヤとリムは夫々チューブレスに対応しているものでないとチューブレスとして使えませんのでご注意を。(非対応品でのチューブレス化などの魔改造は当店は行いません)
しかし、そもそもシーラント剤は、タイヤの中でタプタプしていて水っぽい状態である必要がありますが、1年ほど経過すると、もうほとんど水気は残っておらずゴムが固まっています。
☆タイヤをはめる直前の状態👇
この様にタイヤの中で水分がほとんど蒸発してしまい、固まっています。
ちなみに、かつて私の使っていたタイヤは、乾いている上に裏側にびっしりカビのようなものが繁殖していたこともありましたね笑
カビはどうでも良いのですが、本来のシーラントの効果と役割を持続させるためには、定期的(最低1年おき)に内部を清掃し、再度新しいシーラント剤を入れ直さないといけません。
レース用途の方なら、半年に一回くらいはやった方が良いかもしれませんね。
一度リムからビートを外すとビートが傷ついたりして、再装着した際に機密性が低下して空気漏れが多くなったりします。しかもビートが伸びてしまって空気を入れてもビートを上げ辛くなってしまいます。
伸びすぎて二度とビートが上げられなくなる・・・なんてことも(^-^;
特にロードは!
リムとタイヤの相性もあるので一概に言えませんけど。。。
これで、引き続きシューブレスレディタイヤとして使い続けられますね。
タイヤ内とリム内壁の清掃をしないでバルブ注入を行う事のデメリットもあるんです。
攻撃性を高めてリムがボロボロになってしまうかも??
なのでなるべくはお掃除した後の方がいいです。
そのままバルブ注入だとリムが痛むし、タイヤを外せばビートが伸びるし痛む・・・。
「じゃあどうすりゃいいの!」
って話になりますが、そもそもシューブレスで使用するのは、
「そこそこの使用頻度の方がやるべきなのか・・・」との考えに行きつきます。
つまり、使用頻度が多い方なら、1年以上同じタイヤを使い続けませんよね?
という事です。
もし乗らなければチューブド仕様の方が利便性は高いと言えます。
割り切って1年おきに新しいタイヤに買い替えるのも、それはそれで良い判断でもあります。
シーラントがどうのという問題でなく、1年経てばトレッドのゴムは消耗していなくとも表面の劣化は進んでいるので、グリップ力も落ち込んでいます。特にコーナリング中のグリップ力はかなり低下してます。
なので、「毎年春前にタイヤ交換をする」というように、習慣的に交換をすれば、そのシーズン気持ちよく走れますよね(*^_^*)
ここのところロードでも
チューブレスレディ対応のホイールやタイヤメーカーも新たに増えてきたので、以上のご案内をさせていただきました!
しかし、ロードのチューブレスが発売されて、もう10年以上は経ちましたかね?
ハッチンソンとIRCしか出していなかった頃と比べれば、展開メーカーも増えて色々選べるようになりましたね(^-^)
なので試したくなる気持ちも高まります。
ちなみに私は
MTB(MTBでも山を走るジャンル)は、チューブレスレディ派。
ロードはチューブド(クリンチャー)派です。
ロードレースでの「究極系」を望むなら未だにチューブラー派です。
まぁ色々好みや考え方も分かれますので、あくまでも私の好みの話ですけど。
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